日ごろから犯罪に巻き込まれないためのノウハウを、子供にしっかりと身につけさせること ―― それも愛情です。
「イカのおすし」
復唱させて覚えさせましょう
「守るための心がけ」
危険にあったときに逃げ込む場所や、危険と思われる場所を、子供と一緒に見て歩いたり、マップを作るなどして確認しましょう。
一人きりの子供に声をかける不審者。ねらいは連れ去り、監禁、いたずらなどです。登下校中などに多く、犯罪につながる危険性があります。
「登下校には次のことを約束させましょう」
特に小さな子供の場合は、友人との集合場所・解散場所などまで送り迎えをして、できるだけ子供が一人にならない工夫をしましょう。
いじめは深刻な人権問題です。発見が遅れると、自殺や殺人などの事件になることさえあります。
いじめに関する子供のSOSサインを見逃さないようにしましょう。
「何でも話せる親子関係・雰囲気を育みましょう」
こんな「いじめ」を受けたら、まず親に相談させましょう。
いじめのSOSサイン
・服の汚れが激しくなる | ・体に傷やあざができている | ・返事があいまいになる |
・持ち物の破損が多くなる | ・口数が少なくなる |
言葉巧みに誘ったり、強引に車に引き込んで連れ去る事件が発生しています。身の代金目的だったり、暴行などに発展することもあります。
「外遊びでは次のことを心がけさせましょう」
子供が犯罪の被害にあう場所で意外に多いのが自宅です。子供だけで留守番中に犯罪者が侵入し、窃盗や暴行、わいせつ行為などに及ぶこともあります。
「留守番するときは次のことを守らせましょう」
子供に留守番をさせて外出するときは、外出先と帰宅時間を必ず子供に知らせ、帰宅時間は厳守しましょう。
不審者などを発見したり、子供が危険に遭遇して、助けを求めてきた場合はすぐに110番通報しましょう。
通報を受けた警察官は以下の内容を順を追って聞きます。
あわてず、落ちついて、はっきりと話してください。
■ チェックリスト(PDF)
110番通報中に警察官が現場や子供を保護している場所に向かっています。
警察官が到着したら詳しく事情を説明してください。