鈴鹿地区防犯協会・鈴鹿警察署

防犯対策情報

親の教えが子供を救う

親の教えが子供を救う

日ごろから犯罪に巻き込まれないためのノウハウを、子供にしっかりと身につけさせること ―― それも愛情です。

「イカのおすし」
 復唱させて覚えさせましょう

「守るための心がけ」





  • なるべく子供を一人にしない
  • 子供の行動パターンや範囲、友達関係を把握する
  • 親子のコミュニケーションを深める
  • 子供の変化を見逃さない

危険にあったときに逃げ込む場所や、危険と思われる場所を、子供と一緒に見て歩いたり、マップを作るなどして確認しましょう。



登下校は友達などと複数人でさせる

一人きりの子供に声をかける不審者。ねらいは連れ去り、監禁、いたずらなどです。登下校中などに多く、犯罪につながる危険性があります。

「登下校には次のことを約束させましょう」


  • 友達と合流する前や別れた後など、一人になってしまうときは、周りに怪しい人がいないか注意する
  • 知らない車が横に止まったら、車の後方に向かって逃げる

  • 道草をせず、必ず通学路を通る
  • 学校の外では名札をはずす
    (名前がわかると不審者に声をかけられやすくなります)



特に小さな子供の場合は、友人との集合場所・解散場所などまで送り迎えをして、できるだけ子供が一人にならない工夫をしましょう。



学校で何かあったら、すぐ、親や先生に相談するように言う

いじめは深刻な人権問題です。発見が遅れると、自殺や殺人などの事件になることさえあります。
いじめに関する子供のSOSサインを見逃さないようにしましょう。

「何でも話せる親子関係・雰囲気を育みましょう」


こんな「いじめ」を受けたら、まず親に相談させましょう。

  • 無視や暴力、恐喝など
  • 「○○を殴ってこい!」などの命令
  • 飲酒や喫煙、万引きなどの誘い

いじめのSOSサイン

・服の汚れが激しくなる ・体に傷やあざができている ・返事があいまいになる
・持ち物の破損が多くなる ・口数が少なくなる  



出かけるときは、どこで、だれと、何をして、何時に帰ってくるかを言わせる

言葉巧みに誘ったり、強引に車に引き込んで連れ去る事件が発生しています。身の代金目的だったり、暴行などに発展することもあります。

「外遊びでは次のことを心がけさせましょう」





  • 知っている人でも、親の了解なくついていかない
  • なるべく一人にならない
  • 人がいない場所で遊ばない
  • 遠くまで行かず、暗くなる前には帰宅する
  • エレベーターに乗るときは、壁に背を向けてボタンのすぐ近くに立つ。知らない人と二人きりになってしまったら、近くの階ですぐ降りる。


留守番中は常に施錠とチェーンロックをさせる

子供が犯罪の被害にあう場所で意外に多いのが自宅です。子供だけで留守番中に犯罪者が侵入し、窃盗や暴行、わいせつ行為などに及ぶこともあります。

「留守番するときは次のことを守らせましょう」





  • 訪問者が来てもすぐにドアを開けず、応対はチェーンロック越しにする
  • 知らない人からの電話には、大人が不在であることを絶対に言わない
  • 留守中の家に帰ってきたときは、周囲にだれもいないことを確かめ「ただいま」と言いながらドアを開ける

子供に留守番をさせて外出するときは、外出先と帰宅時間を必ず子供に知らせ、帰宅時間は厳守しましょう。



110番通報 チェックリスト

不審者などを発見したり、子供が危険に遭遇して、助けを求めてきた場合はすぐに110番通報しましょう。
通報を受けた警察官は以下の内容を順を追って聞きます。
あわてず、落ちついて、はっきりと話してください。

チェックリスト(PDF)

110番通報中に警察官が現場や子供を保護している場所に向かっています。
警察官が到着したら詳しく事情を説明してください。



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